最終更新: anjinneko45689 2022年04月30日(土) 18:50:43履歴
作成者:あんじんねこ
港を出発し、ほどなく陸地はかすかに見えるほどになります。
沿岸沿いに進んでいき、途中の小さな港町に寄港しながら、ヴィンハイムまでは2週間ほどかかる予定です。
船は中型の商船で船内はほぼ貨物ばかりです。
貨物室の一角を空けて、乗客用のスペースがあります。
今回の船旅での乗客はヒーローたちだけです。
乗客ではありますが、食事付きで運賃はタダです。
その代わり、ちょっとした船内の雑用(じゃがいもの皮むきとか、荷物運びの手伝いとか)を行います。
また、船が海賊や怪物などの驚異にさらされた場合、手を貸すという約束を船長と結んでいます。
沿岸沿いに進んでいき、途中の小さな港町に寄港しながら、ヴィンハイムまでは2週間ほどかかる予定です。
船は中型の商船で船内はほぼ貨物ばかりです。
貨物室の一角を空けて、乗客用のスペースがあります。
今回の船旅での乗客はヒーローたちだけです。
乗客ではありますが、食事付きで運賃はタダです。
その代わり、ちょっとした船内の雑用(じゃがいもの皮むきとか、荷物運びの手伝いとか)を行います。
また、船が海賊や怪物などの驚異にさらされた場合、手を貸すという約束を船長と結んでいます。
男性のPCは運試しを行います。
成功すれば自分で耳をふさぐことが出来ます。
失敗した場合は、船員たちと同じく恍惚としてふらふらと岩場の女性たちに向かっていこうとします。
もし女性PCがいて、運試しに成功すれば、男性PCを押さえつけるか耳をふさぐことで助けることが出来ます。
成功すれば自分で耳をふさぐことが出来ます。
失敗した場合は、船員たちと同じく恍惚としてふらふらと岩場の女性たちに向かっていこうとします。
もし女性PCがいて、運試しに成功すれば、男性PCを押さえつけるか耳をふさぐことで助けることが出来ます。
船中の男たちは焦点の定まらないとろんとした目つきになり、船長の指示の元、セイレーンのいる場所に船を向けようとします。
船が近づくとセイレーンたちは微笑みとともに海の中に飛び込みます。
束の間、静寂が訪れた後、激しい水しぶきとともに海の中から巨大な怪物が姿を現しました。
その怪物は海から飛び上がり甲板上に降り立ちます。
中央に丸型の胴体を持ち、背中には盛り上がった甲羅、節のある8本の長い足、頭部にはカタツムリのような伸びた目が6つついており、うねうねと動いています。
海グモです!(超・モンスター辞典21頁)
海グモは、船の上でふらふらとしている船員たちを捕らえようと迫ってきます。
海グモ
技術点7、体力点10、攻撃体数2
武器 FD[2,3,3,3,4,5,5] 噛みつき、足の爪
防具 FD[0,0,1,1,2,2,3] 甲殻
船が近づくとセイレーンたちは微笑みとともに海の中に飛び込みます。
束の間、静寂が訪れた後、激しい水しぶきとともに海の中から巨大な怪物が姿を現しました。
その怪物は海から飛び上がり甲板上に降り立ちます。
中央に丸型の胴体を持ち、背中には盛り上がった甲羅、節のある8本の長い足、頭部にはカタツムリのような伸びた目が6つついており、うねうねと動いています。
海グモです!(超・モンスター辞典21頁)
海グモは、船の上でふらふらとしている船員たちを捕らえようと迫ってきます。
海グモ
技術点7、体力点10、攻撃体数2
武器 FD[2,3,3,3,4,5,5] 噛みつき、足の爪
防具 FD[0,0,1,1,2,2,3] 甲殻
海蜘蛛を追い払えましたが、船員たちの様子は変わらずで、甲板などに恍惚とした表情で横たわったままぶつぶつとつぶやいています。
このままでは船を動かすことが出来ません。海蜘蛛のような怪物が再び襲ってくるのは時間の問題です。
このままでは船を動かすことが出来ません。海蜘蛛のような怪物が再び襲ってくるのは時間の問題です。
「すいませーん、わっかんないんですねー」
「はーい、私、おさかなには詳しいですが、呪いはさっぱりなんですねー」
「でも、わたくし、知ってますよー、知ってそうな人を、知ってるんですねー。」
「はいー、この近くに魔女のお婆さんがいらっしゃいますー。」
「ここらの魚たちからは『海婆さん』って呼ばれてるんですねー。」
「『海婆さん』はいたずらばかりするセイレーンさんをたいへん嫌ってるんですねーー」
「その方なら、きーーっとなにか知ってらっしゃると思いますうーー」
「『海婆さん』はこの近くの大きな岩島の洞窟に住んでるんですねーーー」
剣魚人は、ヒーロー達が岩島の洞窟の海婆さんのところに行っている間、船と船員を見ていると言ってくれます。
「はーい、私、おさかなには詳しいですが、呪いはさっぱりなんですねー」
「でも、わたくし、知ってますよー、知ってそうな人を、知ってるんですねー。」
「はいー、この近くに魔女のお婆さんがいらっしゃいますー。」
「ここらの魚たちからは『海婆さん』って呼ばれてるんですねー。」
「『海婆さん』はいたずらばかりするセイレーンさんをたいへん嫌ってるんですねーー」
「その方なら、きーーっとなにか知ってらっしゃると思いますうーー」
「『海婆さん』はこの近くの大きな岩島の洞窟に住んでるんですねーーー」
剣魚人は、ヒーロー達が岩島の洞窟の海婆さんのところに行っている間、船と船員を見ていると言ってくれます。
「はははあ、やられたねぇ。あいつらは性悪だからねぇ。」
「呪いを解く方法は知ってるさ。だが高いよ。」
「そうさなぁ、金貨300枚はほしいところだね。」
「焦りなさんな、そのかわり、私の頼みを聞いちゃくれないかい?」
「この先にこの岩島のてっぺんに住んでいる翼竜(プテラノドン)の巣があるんだよ。」
「翼竜の卵はよい魔術の材料になるんだが、私は身体を動かすのが苦手でね。」
「あんたらなら上手いこと、盗んでくることが出来るんじゃないかい?」
「できれば2つ3つはほしいねぇ。」
「呪いを解く方法は知ってるさ。だが高いよ。」
「そうさなぁ、金貨300枚はほしいところだね。」
「焦りなさんな、そのかわり、私の頼みを聞いちゃくれないかい?」
「この先にこの岩島のてっぺんに住んでいる翼竜(プテラノドン)の巣があるんだよ。」
「翼竜の卵はよい魔術の材料になるんだが、私は身体を動かすのが苦手でね。」
「あんたらなら上手いこと、盗んでくることが出来るんじゃないかい?」
「できれば2つ3つはほしいねぇ。」
海婆さんは手近の丸石に呪文を唱えるとその石が松明のように光を放ちます。
「これを持ってお行き。ランタンじゃあ一度消えたら帰ってこれないこともあるだろうからね」
「ここをちょっと戻った岩壁に翼竜の巣穴に通じる細くて長ーい洞窟があるのさ。」
「結構長いがね。一本道だから迷うことはないはずだよ。」
「これを持ってお行き。ランタンじゃあ一度消えたら帰ってこれないこともあるだろうからね」
「ここをちょっと戻った岩壁に翼竜の巣穴に通じる細くて長ーい洞窟があるのさ。」
「結構長いがね。一本道だから迷うことはないはずだよ。」
海婆さんに教わった場所を見るとたしかに舟一艘通れる小さな洞窟を発見します(地図の5)。
そこを進むと幅がだんだん広がります。
地図では短く書いていますがこれの3倍くらい長いと思って下さい。
最後に円形に天井がない夜空が見える大きな空洞に到着します(地図の6)。
そこを進むと幅がだんだん広がります。
地図では短く書いていますがこれの3倍くらい長いと思って下さい。
最後に円形に天井がない夜空が見える大きな空洞に到着します(地図の6)。
パーティ編成により卵を入手する方法は様々です。
戦う場合は船の上で戦うことになります。ディレクターの判断でペナルティを与えてください。
例1)翼竜と戦って倒すか追い払う
例2)誰かが翼竜と戦っている間に、崖の道を通って卵を奪う
戦う場合は船の上で戦うことになります。ディレクターの判断でペナルティを与えてください。
例1)翼竜と戦って倒すか追い払う
例2)誰かが翼竜と戦っている間に、崖の道を通って卵を奪う
翼竜は体力点が5以下になるか、卵を盗まれたことに気がつくと、いったん上空に上がって見えなくなります。
と思ったらくちばしを真下に向けて急降下してきます。
翼竜のくちばしはヒーロー達が乗る小舟の底板を破壊して、船を真っ二つにしてしまいます。
ヒーロー達は卵を抱えながら岩場の入り口の洞窟に泳いで身を隠します。
衝撃で海婆さんからもらった光の石が海底へと落ちていくのが見え、ヒーロー達の周辺は真っ暗闇に包まれます。
翼竜はそれ以上追いかけてきません。
と思ったらくちばしを真下に向けて急降下してきます。
翼竜のくちばしはヒーロー達が乗る小舟の底板を破壊して、船を真っ二つにしてしまいます。
ヒーロー達は卵を抱えながら岩場の入り口の洞窟に泳いで身を隠します。
衝撃で海婆さんからもらった光の石が海底へと落ちていくのが見え、ヒーロー達の周辺は真っ暗闇に包まれます。
翼竜はそれ以上追いかけてきません。
海底に沈んだと思った光の石の明かりが上に向かって上がってきます。
ざぱっと海の水から現れたのは、光の石を咥えた小イルカでした。
その後ろには他に2頭のイルカがいます。
イルカはどうやらヒーロー達を海婆さんのところまで運んでくれるようです。
ざぱっと海の水から現れたのは、光の石を咥えた小イルカでした。
その後ろには他に2頭のイルカがいます。
イルカはどうやらヒーロー達を海婆さんのところまで運んでくれるようです。
海婆さんに卵を届けるとたいそう喜んでくれます。
「うへへ、あんた達やるじゃないか」
「それじゃあ、約束の品物だ」
そういってガラスでできた呼び鈴(ベル)を手渡してくれます。
「船についたら、これを鳴らしな。ゆっくり丁寧にそして割れるまで鳴らすんだ。」
「割れてこのベルが粉々になったら、セイレーンの呪いは解けているはずさ」
「うへへ、あんた達やるじゃないか」
「それじゃあ、約束の品物だ」
そういってガラスでできた呼び鈴(ベル)を手渡してくれます。
「船についたら、これを鳴らしな。ゆっくり丁寧にそして割れるまで鳴らすんだ。」
「割れてこのベルが粉々になったら、セイレーンの呪いは解けているはずさ」
船に戻ると、剣魚人はヒーロー達の無事と目的のものを手に入れたことを喜んでくれます。
そして海に飛び込んで「さようならー、またいつかあいましょーう。」といっていなくなってしまいます。
ガラスのベルを鳴らすと船員たちはうめき声を上げ、それが割れた時、眠りから覚めたばかりのような顔をします。
ヒーローたちは事情を話すと、船長はじめ船員たちに大変感謝されます。
そして海に飛び込んで「さようならー、またいつかあいましょーう。」といっていなくなってしまいます。
ガラスのベルを鳴らすと船員たちはうめき声を上げ、それが割れた時、眠りから覚めたばかりのような顔をします。
ヒーローたちは事情を話すと、船長はじめ船員たちに大変感謝されます。
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